高血圧や浮腫の改善に用いられる薬ラシックス

ラシックスは主に高血圧に用いられる薬です。

ラシックスというのは販売名で、フロセミドと呼ばれる有効成分が含まれています。

高血圧のほか、浮腫や心不全に対しても用いられることがあります。

どのようにして効果を現わすかというと、一言でいうと尿の量を増やすことで効果を発揮します。

腎臓でどのようして尿が作られるかといいますと、まずは血液が濾しとられて原尿と呼ばれる尿の元が作られます。

この原尿は実際の尿量よりもはるかに多い量になっています。

この原尿から、改めて体にとって必要なもの、ミネラル分や水分が再吸収されて、実際の尿となるのです。

ラシックスはこの再吸収の過程に作用します。

再吸収を抑制するのです。

つまりそれだけ尿量が増えるという理屈です。

こうして尿量を増やすことで血液量は相対的に減少しますから、血圧も下がりますし、むくみも解消されるということになります。

つまり、ラシックスは高血圧や浮腫の薬となるわけです。

心不全に用いられる理由は若干複雑ですが、結局のところ心不全というのは心臓のポンプ機能が低下した状態ですから、ポンプに過剰な負荷がかからないよう、血圧を下げることで心不全にも効果を発揮するということになります。