高血圧症の治療にラシックス

ラシックスは腎臓の尿細管に働きかけて、水分とナトリウムの再吸収を防ぐ薬です。

主に高血圧症の治療に使われますが、ダイエット目的でラシックスを個人輸入する人も増えています。

特に多いのは、摂食障害の人のラシックス利用です。ラシックスを飲むと、体内の水分がどんどん抜けていきます。

摂食障害では食事のカロリーだけではなく、水の重さまで気にして何も食べられなくなってしまうケースも多いです。

こういう人が自己判断でラシックスを使うのは非常に危険です。

摂食障害では栄養不足の状態で、腎臓の機能が低下しています。

そこにさらに必要な水分まで抜いてしまうような薬を使ってしまうと、腎臓の機能をひどく低下させてしまう原因になります。

最悪の場合、カリウムが足りなくなって麻痺したり、嘔吐したり、命に関わる危険性もあります。

確かにラシックスで体内の水を抜けば体重は減ります。

しかし、そのなかには体に必要な水分も含まれていることに注意が必要です。

摂食障害患者に対して医師がラシックスを処方することはまずありませんが、最近では個人輸入で自分で買えるようになっています。

そのため、それを使い続けて健康被害を生じてしまう危険性が高くなっています。